Shaundrake

オデッセイのShaundrakeのレビュー・感想・評価

オデッセイ(2015年製作の映画)
4.4
配役 10
映像 8
脚本 8
音響 8
演出 10

総合4.4

火星に1人取り残された宇宙飛行士が、科学と知識を武器に火星でサバイバルするSF映画!

配役に関しては、マットデイモンが主演じゃないと成り立たないかもってくらい演技が良かった!
船長役にジェシカチャステインだったりと、他にも地味だが脇役がしっかりしてる印象。
主人公のワトニーはもちろん、地球にいるNASA視点や同じ船員達の視点も重要になってくるから、良いキャスティングしたなと思う!

映像は、宇宙や火星の表現が素晴らしい。
小説の実写化やから想像でしかできないシーンをしっかりと映像で表現できていて、作品に没入できる!

脚本は小説を元に制作されているから、基本は原作ベースだが2時間半の尺のためにオリジナルにしてるとこもちらほらあるとか。
シリアスな雰囲気になりそうなところをコミカルに進むので、すごく見やすいと思う!

批判されそうな科学的根拠に関してもしっかりしていて、NASAの協力も得てるみたいなので、細か過ぎる設定とかを気にしない限りは大丈夫笑
火星でジャガイモ育てるシーンなんて、ワクワクしてしまう笑
ベタですが起承転結がわかりやすく、2時間半もあっという間だった!

BGMは船長が残していったディスコミュージック!笑笑
これのおかげで雰囲気がよりコミカルになり、良かった。

前向きでユニークなワトニーが、困難を前にも知識を武器にサバイバルするシーンは最高。
またワトニーだけでなく、地球にいるNASAや船員たちが揃って、皆で困難を乗り越えてワトニーを救出しようとする展開には感動!
まあ実際のところ1人のために中国まで動いて予算を膨大に使うかは疑問ですが、映画なので多少のご都合主義はスルーしましょう笑

これを観ると、仕事を頑張りたくなる!
明日からは、前向きなメンタルとユニークさ、そして膨大な知識を身につけて仕事に挑みたいと誰もが思うはず。
年始に観るにはちょうどいい映画でした!
Shaundrake

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