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仮面ライダー1号のmarkのレビュー・感想・評価

仮面ライダー1号(2016年製作の映画)
2.5
シン仮面ライダーを観た後、ライダー関連が観たくなり鑑賞。
大失敗。

※以下は個人の感想です。

藤岡弘、さえ出れば1号でしょ的に作られた志の低い作品。何のリスペクトも感じない作品。そう思えるのはシンを観た直後だから?

「藤岡弘、が本郷猛を演じればオタ勢が観にくるでしょ」「1号の敵はショッカーしかないよね」「タチバナってキャラ出しとけば過去とも繋がるでしょ」「でも子供達の入場数は必要だから、現行ライダー出さなきゃな」「ライダーのデザイン変えればフィギュアも売れるよね」
とかって製作陣が考えたとは思いたくはないけど、結果的にそういう作品にしかなっていない。

比べるのは無理があるかもだけど、「男はつらいよ」の最終作は寅さんの渥美清が不在なのに、シリーズとしての一連性があって間違く続編だった。
それに対し、主人公の俳優が過去役を演じているのに、過去作と繋がっている感じは全然なく、時間軸が違っている世界にしか思えなかった。

加えて、新しい1号のデザインが最悪(好みの問題だけではないと思うが)。今の藤岡弘、のイメージに合わせるというコンセプトは理解できるが、オリジナルの新旧1号ライダーの美しさやスマートさのカケラも感じられない。造形物もリアリティを感じられず。動いている姿もロボコップかって思う程。

その他、色々言いたいけれども一旦終了。続きはまた今度。
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