このレビューはネタバレを含みます
お色気も幽霊も中途半端なPOVホラー。
この題名なら、AV撮影に廃墟に行ったら幽霊が出てきてギャー！と思うじゃないですか…
なのに、アーティスト気取りの阿呆が、ほとんど登場しない幽霊に取り憑かれて騒ぐだけ
『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』『キャンディマン』のスタッフが集結ってあるんだけどなぁ…
って、バーナード・ローズ監督じゃないですか!?
↓ネタバレあり↓
絵描きのジルと、恋人でカメラマンのアダム。
2人はアーティストだからー、と失礼千万な生き方をしている。
で、失礼ついでに廃墟へ。
女性専門の中絶病院だった場所だが、何やら雰囲気もあるから、ここでアートショーしたらうちら天才じゃね？
と考え、早速不法侵入。
暫く騒いでいたが、突然ジルの鼻血が止まらなくなる。
帰ろうとするも、違法駐車していた為に車はレッカー移動～
仕方なく友人エリーとボビーを呼ぶと、何故か2人も不法侵入したいと言い出す。
馬鹿が4人となり、再び廃墟へ。
再びおかしくなったジルは、3人をぶっ殺すのでした。
ちゃんちゃん。
映画好きの学生が初めて撮ったホラー、って感じです。
お金無いから幽霊はほぼ出ないし、カメラは手持ち1台のみだし、役者もヘボだし、ストーリィに抑揚が無い。
キャラクタも全員馬鹿だし。
情緒不安定な万年発情期女ジルと、カメラを絶対手放さないし喋らない男アダム。
こんなに喋らなくてカメラも同じ視点のみなら、POVじゃなくても全然良かったのでは？？
幽霊や病院の過去とかも全く活かされてないし、友人は即消えるし…
一体何がしたかったのやら…
という、全く面白味のない作品でした。。。
