このレビューはネタバレを含みます
ケッコー好き!
クスッと笑えるところも多くてよかった
70年代後半の協議離婚制度の導入での私立探偵の仕事激減
事件を通しても変わらなかった自動車産業(19777-78)
その後衰退していくアメリカの自動車産業・デトロイト(1980sー)
すべての登場人物が大きな社会の流れの中の1匹にすぎず「全て無駄」というマーチの言葉が響く…。
っていう中でも、どこか前向きな気持ちを持って進んでいこうとするような、光あるラストでよかったな~。
社会的には「全て無駄」な足掻きであっても、その前後でマーチ(やヒーリー)が、はじめの退廃的な雰囲気から、前向きな雰囲気に変わっているのが面白い。
もうココからは映画の感想ではないけど、意味があるとか効果があるとかじゃなく、とにかく何か成せ、とこの映画に言われたような気がした