Seiya

ペーパー・タウンのSeiyaのレビュー・感想・評価

ペーパー・タウン(2015年製作の映画)
4.3
どこか懐かしくて切ない。一つ一つのカットがすんごく綺麗でそれだけでも引き込まれる。本当に好きな作品なんだけど、本当に切ない…なんでかって考えたら、やっぱり主役のナットウルフとカーラがハマり役だってことかな。もちろん原作からの実写化の成功が一番なんだけど。(原作の素晴らしさも含めて)
ナットウルフのどこか欠けてる格好良さとカーラの完璧すぎてどこか不思議なあのキャラが見事にマッチングしてるんだわ。カーラはもう女優が本業ってくらいにミステリアスな女子高生演じきってたし、ナットウルフも等身大の高校男子に完全になりきれてた。
劇中の音楽もセリフもその他の個性豊かなキャストたちも全部良い。日本での公開はもう絶望的かな…絶対人気出るだろうに。
観てない人はネットでも取り寄せるでもして何とか観てほしい、日本語の原作本とかもあるらしいから。
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