2015.10.08 テアトル新宿
学校、塾、親、バイトとかの「現実」にひたすら背中を向けてやるっていう女子高生。
非現実感を楽しんでたけど、完全な非現実なんてそれこそライブ空間みたいな作られたところにしかなくて、疲れとか、仕事、お金とかの現実に揉まれる。最終的には四人それぞれの現実がぶつかりあって非現実感ぶっこわし。
それでもただの意地で進み続けた結果、これぞ非現実という所まで行けちゃう。
タバコを吸えない文子と、吸える一ノ瀬とか、「戦って」というセリフとか、それぞれのLINEのアイコンの感じとかよかった。公園とか浜辺とかで四人全員が映ってるシーンはなぜか切ない。
公園で野宿したり、女子四人でヒッ
チハイクしたり、ノリだけでなんとかなるって思える感じ。無茶なことしちゃうのに傷つきやすかったり。無敵のようで全然無敵なんかじゃない。映画を観たというよりは、女子高生をみた感じ。もう一回みたい。