まーるつぁいと

セッションのまーるつぁいとのレビュー・感想・評価

セッション(2014年製作の映画)
4.0
うおおおおおふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!
ドラムやりてぇぇぇ!(出来ません)

映画館のジュース担当バイトまーるです。
同僚の可愛いニコルはポップコーン担当。
ほぼ毎日のように現れるマイルズ・テラー、いっつも俯きながらニコルのことチラチラ盗み見ててマジ無いわー。
って悪口言ってたら、まさかの彼氏でまさかのドラマー。
何だよぉぉ!ニーマンかっけーじゃん!血塗れの手でスティックを握り続け練習するなんてさ!根性入ってんじゃん!
ニコルに頼み込んであんたから紹介されて付き合えた彼氏のライアンなんて、とんだ噛ませ役じゃん!
でもニコルを傷付けるのは許さん。

音楽の知識はゼロだけど、見てみたくて潜入したシェイファー音楽学校。
そこにいたJ・K・シモンズ。
スキンヘッドにちょいマッチョ身体(特にあの腕!)に鋭い瞳。
極め付けは、あの!突き刺さる酷い言葉たち!ドMにはたまらないよ!
そんなマンガ君は放っておいて、この音楽のセンスの欠片も無いまーるを詰るが良いよ!!いえ詰ってくださいお願いします。

あのJVC音楽祭だってフレッチャー先生の姿見に行ったのにさ、よく見ればドラマーは憎きニコルの敵ニーマンでさ。
ライアンから色々聞いてはいたけど、まさかあんな所業するなんてさ!
鬼畜すぎてゾクゾク来てもう舞台に上がってどうぞ踏んでくださいってフレッチャー様の前で思わず四つん這いですわ。
そしてラスト、2人のマッドな笑み。
ああもう…どうにでもして…。

一時退場したニーマンの元に、席を立って駆け寄るお父ちゃんの姿に泣いた。
最近どうも独り身が寂しすぎて家族愛に弱すぎます。

音楽の世界の住人はやっぱりかっこいい。