フレッチャーの胸糞オヤジっぷりで最後まで引っ張った120分としか言いようがない。
なんでここまで評価が高いのか謎だが、テンポの良さや洗練されてるかのように見えるカット割りのゆえか？？
行き過ぎた指導というのは日本だけじゃないのだな。
確かに現代に傑出した才能を見出すにはそう容易いことではないのかも知れない。納得できる点としては確かに「上出来だ」と言われた時点で多分人は成長が止まるという所だ。結局はより高みを目指すには悔しさが一番の薬になる。人間の真理を突いた物語だ。
結局こうして感想を書いてみると、フレッチャーのやり方にモヤモヤしつつも一方で天才製造機としてこれはこれでアリなのかも…と思えてくる。
監督はこの時若干28才だったのだそうだ。
なんでこれが賞を…？とも思ったがなんだか記憶に残るしやっぱり優れた作品なのかもしれない。
