リリィ

セッションのリリィのレビュー・感想・評価

セッション(2014年製作の映画)
-
音楽がまぁかっこよかった。
無能はロックをやれという見出し、痛烈だなと思ったけれどこの映画を観てジャズの高尚さ、を少し感じたような気がする。
ジャズバーで再会したシーンのカフェテリアで売ってるジャズのCDが良い例だ、これからどんどんジャズが死んでいくんだ。みたいなセリフの重さ。

純粋な狂気に満ち満ちていて、トベれば最高に心地よい空間なんだろうとラストの演奏シーンは観ていて感じた。
先生はアンドリューの狂気を見抜いていたのだろうけど、あの指導の仕方は、どうなんだろうか…。
親兄弟まで攻撃の矛先にされるの辛すぎたな。

改めて、ジャズはかっこいいし金管はいいなと思いました。主人公たちが狂おしいほど音楽を愛していて、やはり愛と暴力は近いところにいるなと感じた作品。
リリィ

リリィ