、、、、言葉が出ない。密度が濃い。
熱量が凄かったです。
このカタルシス、凄すぎでした。
宣伝文句である「映画史を塗り替える圧巻のラスト9分」と言うのは全く誇張なんかではない!
JAZZってしっとりとしてて静かな夜にピッタリなイメージだったけど
なんだこれ!
演奏してる姿は丸まんま格闘技!
血汗にまみれた激しすぎる死闘。
あの激しさの中で普通の人には違いがわからないほどの緻密なテンポを刻まなければいけない過酷さ。
よくよく考えると正気を保つ方が難しい。
そして、この映画を語る上で絶対に欠かせないのがJ.K.シモンズ。
仕草ひとつひとつに説得力があって、
カリスマ性が滲みでてて
なによりマジで怖い。こんな上司絶対に嫌だ。笑
そして主人公の青年のJAZZドラムへの姿勢が凄い。JAZZドラムへの姿勢?鬼教官への姿勢?
とにかく、何かの分野で一流になるには
何かを捨てなければならない。
JAZZドラムに没頭するにつれて彼の人間性が失われていく様はまさに狂気でした。
天才と呼ばれる人間が変人と揶揄されるのはこういうことなんだと思いました。
もう一度映画館で観ます。