blue

セッションのblueのレビュー・感想・評価

セッション(2014年製作の映画)
4.5
プロの中でも特に厳しいとされる音楽界。
今第一線で活躍しているプロのミュージシャンも、厳しい険しい道を進んで来た方がほとんどなのだろう。
罵られて、罵倒されて、倒れてもそれでも這い上がって行かなければ切り捨てられる。
そんな中多くのライバルに差をつけて前に出た一握りが栄光を手にすることができる。

プロの世界は厳しいというのを、1つの例にあげてわかりやすく示してくれた映画だった。



演奏のシーンでは、かなり席が埋まっていたはずなのに、誰も音を立てなかった。
誰も動けなかったんじゃないかと思う程音に引き込まれた。
圧倒されて、ただ座ってただけなのに息が切れてる。
スクリーンの迫力も相まって、コンサートで演奏を聴いている様な錯覚を覚えるくらい。

アクション映画じゃないけど、映画館で観る価値あり。

クローザーのポープが、全く別の人格だった。
blue

blue