1時間40分という長さなのにもかかわらず、登場人物は主人公と鬼教師、そしてその身の周りの数人。
音楽の厳しさに挫折する人がいるなかで、
その壁を乗り越えて想像を超えたパフォーマンスをする偉人になぞらえて
主人公が最後一皮も二皮もむけて良い意味で鬼教師を裏切っていくシーンが最高に気持ちよかった。
制作費約三億円という映画業界では比較的低予算でここまでの圧巻したシーンを詰め込んで成功させた監督のデイミアン・チャゼルはまさに鬼才。
見終わったらそこから
Caravanを何度も聞きたくなる。
そんな映画でした。