このレビューはネタバレを含みます
「96時間」シリーズ3作目。
前作で命がけで守った前妻があっけなく殺されてしまいます。
で、リーアム・ニーソン演じる無敵のお父ちゃんブライアンに殺人容疑がかかる。警察の追跡をかわしつつ真相に迫っていくのですが、あいかわらず強い。そして、不死身。
崖から車ごと転落しても、エレベーターシャフトに車ごと落ちてもケガ一つしません。CIAでは、そういう鍛錬もするのかしら?
今回は、前妻を殺した真犯人を突き止めるために突っ走るブライアン。彼を追う警察側のボスはウォレスト・ウィテカー演じるドッツラー。「できる刑事」の風格を漂わせてつつ、ブライアンを追い続けます。
で、コトの真相に近づいていくのですが、途中でなんとなく・・・「むむむ、これは…」と思い始める私。そして案の定。ちょっとしたどんでん返し的な感じなのですが、あまりにもうさん臭すぎて「まさかね…でもやっぱりだったのね」的な。
ブライアンが敵のアジトに乗り込んでいくところでは、まさかのパンツ一丁での大立ち回りが。あのシーンは、どういう顔をしてみたらいいのかよくわかりませんでした。まぁ、それだけせっぱつまってたってことを表現したかったのでしょうが、せめてズボンは履こうよ…といいたかったです。
あと、ドッツラーさんの最後のセリフにずっこけそうになったのは私だけ?「それ、あとだしじゃんけんと一緒じゃないの?
だったら最初からそういってあげなさいよ」と、心の中で100回くらいツッコミました。
そして私が一番気になったこと。
それはブライアンの心強い味方でお友だちの中のある人の行く末。私は「地味だけど仕事ができるキャラ」が大好きなので、彼が無事であってほしいと、心の底から願っております。
これ、シリーズ最終章とのこと。
なんだか「興行収入いかんでは、続編作ってもいいよ」って雰囲気がありありと感じられたのですがどうなんでしょう・・・・。
何はともあれ、リーアム・ニーソン無敵。おそるべし!!