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汚れた女(マリア)のRandBのレビュー・感想・評価

汚れた女(マリア)(1998年製作の映画)
3.3
『糸』で監督の作品に興味を持ち、ネットで配信されていたので鑑賞。

殺人を犯した女と、彼女に妻を殺された男。
妻を探しにやってきた男は、その事実を知らぬまま、彼女と旅をすることになり……。

まさか『糸』の雪山とストーブが、こんか形で繋がるとは。

脚本が初期の山戸結希監督作品も担当していた井土紀州だったため、テンションが上がった。

それにしても、名匠が作るピンク映画って、簡単に人が死ぬんですね……。

若干、ラストシーンには、狐につままれた気分になりましたけど。笑

<<エログロおバカメーター>>
エロ ☆×3.5
グロ ☆×3.0
バカ ☆×3.0

・エロポイント
おじさんが雪山でヒロインを……というシーンは、今なら、絶対に無理だなぁと思いつつ、圧倒された。

・グロポイント
なんの説明も、理由づけもなく、当たり前のように殺されてしまう女性。
その不可解でオフビートな映像に、監督の狂気を感じました。

・おバカポイント
とにかく素振りを繰り返すおじさん。
特に山場があるわけでもなく、呆気なく終わるラストも衝撃的でした。
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