NaomichiTamiya

ドラゴン・キングダムのNaomichiTamiyaのレビュー・感想・評価

ドラゴン・キングダム(2008年製作の映画)
3.3

ジャッキーとジェットリーの夢の競演のカンフーアクション映画・・・と、これだけ聞くと期待できそうなものの、中を開けば、ちょっと可笑しなファンタジーで、ちょっと引く。

主役がアメリカ人というところから吹っ飛んだ設定だが、カンフーオタクの青年が、いじめられっ子に追い立てられ、知人を裏切ったあげくに、なぜか古代の中国へとタイムスリップ・・・。

そこから2人の不思議な師匠と出会い、ただのオタクがいつの間にか、成り行きで、修行をちょっとしちゃったりして、大化けしてラスボスと対決する流れなんだけど、彼の出番が、きわめて主役のようで主役的活躍をあまりしていないので、全く感情移入ができない。それにカワイイ中国娘に熱視線ばかりしてる。

孫悟空やら仙人やら、ファンタジーが色濃く、純粋なカンフーアクションとして観ることができずに、役者だけは揃えたものの、ストーリーでB級映画になり下がった感じ。

ツッコミどころ満載なので、暇だったら見てみて呆れてみるのもよいかもしれない。







■箇条書き感想(ネタバレあり)
・主人公がアメリカ人ということより観るほうをなめてる
・最初にワープした時点で地雷
・ちょっと違うよファンタジー
・オタク少年に感情移入させようとして失敗
・孫悟空とジェイド将軍
・ジャッキーの無駄遣い
・ジェットリーの無駄遣い
・小便をした意味が意味不明
・唐突に仲間キャラが増えていく
・桜の木を無駄に折る日本人では考えつかない演出
・終盤までキャラの名前を覚えられない
・ラストバトルはお祭り騒ぎ
・神輿にのって重傷者登場
・予想だにしない謎の援軍
・勝負に勝ったのに奪われる敵に同情の余地あり
・師匠より女の子に夢中
・CGに金かけ過ぎた
・ラストの誰だおまえ感
・顔が近い
・謎の仙人
・どこからか沸いた見送り人
・はい、転生しましたよ
NaomichiTamiya

NaomichiTamiya