ユウジ

ボス・ベイビーのユウジのネタバレレビュー・内容・結末

ボス・ベイビー(2017年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ユニバーサルピクチャーズの謎の宮野真守押しはなんなんだろうか(笑)

映画ではムロツヨシが吹替を担当していると知っていたが、NHKでやってたアニメ版を先に見てたのでしっかり違和感でした。笑
ただ慣れてくるとこれはこれでありって感じ。
ティム役の芳根京子さんがTHEアニメ映画みたいな演技で上手いとは思えないけど、はまり役だと思う。ショタボイスが癖になるし、とても耳が幸せでした。

思ってた映画とまるで違った。
てっきり主人公はボスだと思ってた。
ティムの成長物語とは…
時間を忘れて見れたアニメ映画は久々だ!
退屈することなく終わりが近づくのを寂しいと感じながら気付いたらEDだった。

冒頭20分前後があまりにも精神的に苦痛で断念しそうになった。ティムがもう可愛そうで可愛そうで…必死さが余計響く。

生まれてすぐから社畜させられるの可愛そうやなぁ…ってか子供がボスなことに何の説明もなく当然に描かれてるのは笑う。
あれかな。何事も優先され大人の行動を制御する赤ちゃんを『偉そう』って解釈でボスという肩書きとして表現してるのかな。
という視聴者の疑問はストーリーと共に明かされていくが、ただやはり何故働くかが疑問だったな。そういう世界ってことなんやろな。
両親の盲目さが怖かった。行く所まで行くと見捨ててるのと変わらんよな。

割と本気でティムの妄想オチなんじゃないかって疑いずっとあった(笑)

赤ちゃんで露骨に可愛いを演出してるから耐えれてるだけで、内容や表現はわりとホラー寄りよなぁ。
映画作るのすごく上手いよなぁ。言ってしまえば王道展開で起承転結だけで見たらよくある映画なんだけど、ストーリーや展開の作り方はさすがドリムワークス・ユニバーサルだなって感じさせられた。
妄想グセのある少年が妄想してたシーンに似たことが起こるとか。めっちゃそういうの好き。

集合体恐怖症には苦手なシーンや、色使いやら演出が突飛でやや下品な所がすごくユニバーサル味があったから、ドリームワークス制作だった事にとても驚いた。
個性なのだろうが、自分は受け付けられない点かな。
なんであんな子供の頃のトラウマみたいなの量産できるんだろう…笑

トイ・ストーリーで見たことあるおもちゃばっかりだったのはあえてなのかな。

2がこの前公開されてたけど、どうやってシナリオの辻褄合わせるんだろう。やっぱ劇中にもあったけど、スーパーミルクで戻るのかな?
だとしたらティムはどうするんだ…?
ラストで産まれてた女の子は新キャラなのかな。ちょっと楽しみ。

ペット作っとる会社がよう言ったなって思いました。笑
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