ゆ

ブリッジ・オブ・スパイのゆのネタバレレビュー・内容・結末

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

舞台は冷戦時代、スパイ裁判という具合に題材は重圧なもの。しかし、要所要所に主人公ジムのアメリカンジョークが折り込まれ、重苦しいストーリーに笑いが混ざり観やすい一本だったと思います。

ラストまで気の抜けない手に汗握る展開で、緊張感最大の独ソでの仕事から日常のある家に帰り、妻との会話や英雄を伝えるテレビ放送には一瞬で涙が溢れました。アメリカ式朝食を食べる子供たちの反応がとても素敵。この映画は最後の最後に感動の波が一気に押し寄せてくるなと思いました。
実話をもとにしてるだけに心にくるものはフィクションのそれよりもはるかに大きく、登場人物のその後の説明にも泣かされました。

また、あれだけ批判してた周りの人たちの目も賞賛の目になり、アメリカ人は本当に英雄というものが好きだなと感じました笑
ゆ