とげまる

ピノキオ√964のとげまるのレビュー・感想・評価

ピノキオ√964(1991年製作の映画)
3.0
今の時代では絶対に撮れないであろう、唯一無二のアンダーグラウンドな怪作‼️

あらすじ
人間ラブドールとして改造された主人公ピノキオ√964と、記憶を無くした女ヒミコが出会い物語が始まる…。

正直、映像表現もストーリー展開もグチャグチャで難解すぎて「何を観ているんだろう…」ってワケわからなくなってた🙄💫

ピノキオは始めから壊れてるんだけど、中盤以降ヒミコがぶっ壊れすぎ笑
常に何か叫んで喚いてるし、映像もサイケデリックみが強すぎて、何が起きてるのか着いていくのがやっと!

駅構内やスーパー、東京の歩行者天国内でのキチゲ解放っぷりは必見‼️
恐らく、撮影許可を得ずにゲリラ撮影したんじゃないかってくらいに周囲の人達が「こいつらやべぇ…!」って反応して逃げてるのが面白すぎる笑笑
現代じゃ即通報案件で絶対に撮影出来ない!

終盤にかけては、ゲロまみれになったり、首輪・手錠・足枷・重りを付けられたピノキオが歩行者天国を駆け抜けるシーンが立て続けに映し出されるから、ワケは分からないけど、「凄いものを観ている!」とめちゃくちゃ大興奮‼️

そして、ラストはめちゃくちゃ置いてけぼり食らった🤣

監督の表現したいことは、自分の頭じゃ理解困難だったけど、熱量は十分に感じ取れた‼️
このくらい熱量のある監督が今の邦画には必要なんじゃないかって思うけどな💦
とげまる

とげまる