スリーピング・ボイス 沈黙の叫びのはまこのレビュー・感想・評価

スペインの内戦についてほとんど知識がなかったが、どこの国でも暗い歴史が存在するのだと思い知らされる。

ペピータが姉に謝罪を勧める気持ちも分かる。
姉に生きていてほしいから、謝罪が無駄だとしてもできることは何でもやってほしいし、わが子のために折れることはできないの？と思ってしまう。
とはいえ、信念を貫き通したオルテンシアも凄い。

重苦しい気分がラストで少し救われた。