Mako

フレネミーズのMakoのネタバレレビュー・内容・結末

フレネミーズ(2012年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

形の違う3つの友情を描いた作品。
FriendとEnemyでフレネミー、となる。友達同士なのに敵同士になってしまう瞬間をテーマに話が展開されていく。
それぞれがどこかで繋がっているので各キャラクターの様々な面を見ることが出来て楽しい作品だった。


1組目はジェイクと飼い犬のマリー(雄)。
科学部部長のジェイクとマリーは息のあった親友同士である。だが頭の良い男の子に取り入って課題をやってもらう女子に付け込まれ、ジェイクは彼女が出来たと思い込みながら課題をやってあげてしまう。それを阻もうとするマリーは女の子に邪魔者扱いされ、ジェイクに対して嫌なことをするように仕組まれ、2人は喧嘩することに。ジェイクは母や友人の助言により真実に気付く。言葉が通じない相手でも、積み重ねた時間と信頼が良い結果をもたらした。

2組目は表題の2人。
ウェブマガジンを運営する2人はファッションに得意なことと文章を書くのが得意なことそれぞれを生かしている。ある日出版社から買収と採用の話が持ち上がるものの1人のみと言われてしまい2人はいがみ合うライバルに。ミュージシャンへのインタビューを取り合う内にそのミュージシャンの真実を知り、2人は自分たちの友情を思い出す。出版社にはっきりと断った2人はかえって有名人となり、ブログは人気になった。

三組目はサバンナとエマ。
サバンナは1話から出ているスケーター女子。マリーには優しくジェイクにずっと恋している活発な少女。ある日自分と瓜二つのお嬢様エマと出会い生活を交換してみるが自分たちの居場所は元の場所だと思い返す。そんな時エマが上手くやった事でジェイクとサバンナのデートが取り決められる。エマがそのままサバンナを演じることで手本を見せるとしたもののサバンナの嫉妬により2人はエマとジェイク、サバンナとエマの彼氏での見せつけ合いに発展してしまう。しかしエマの誕生日パーティーで全てを打ち開け、2人は1つ自分たちの本当に近づいた。
Mako

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