ドキュメンタリータッチの映画ですが、本当にしんどくなりました。
西成区は治安が悪い。そのようなイメージはあったものの、衝撃が強すぎた。
そしてこのような現実を見て見ぬ振りをしている自分にもショックを受ける。
「若者のリアリティを伝えたい」そんな甘いことを言うテレビクルーを完全に嘲笑う。
2◯間テレビもそうだけど、作られた世界はいかに綺麗事で、現実はいかに厳しいか…それを見て満足していると思うと寒気がする。
努力すれば、勉強すれば、そんな幻想は完全に打ち砕かれます。
私たちがやってることは、ただの高みの見物か…でもエンターテイメントにも意義はあると信じたい。
最後の主人公の目、凄い。本当にやってるとしか思えない…