ちょっと辛口。
上映後、なんか違和感を感じたのは初めて。
一週間経ってもどこがどうとかわからないが
ストレートに「よかった」とは言い難い。
深く踏み込んだテーマになっていて
こどもの夏休み映画としては厳しい。
95年の1作目を子どものときに観て
いま成人している世代を
ターゲットにしているように感じる。
そのとき子どもの手をひいて劇場へ行っていた
子育てを終えた親世代からしても
彼らへのメッセージに見えた。
さまざまな問題を抱えた
新キャラが登場してくるが
キャラの作りこみが丁寧な分
散らかってしまった印象。
トイストーリーならではの
それぞれのキャラの大団円が
本作はどうしても無理やり感が残る。
彼らのタブー(人間の前では…)も
なんなく犯し
とうとう人の行動に干渉までする辺り
うーーーん。
この縛りを決して破らないところが
トイストーリーであり
おもちゃたちの苦悩や切なさを
強く感じさせるところだったのに…。
やっぱあれかな。
ラセター氏の手を離れたからかな。
3を観たあとだけに
怖いもの見たさで行きましたけど
楽しい♪よかった♪
だけじゃないんだよ、人生は。
ってとこですかね。