このレビューはネタバレを含みます
「下女」の感覚を忘れられず、ずっと見たい「殺人蝶を追う女」はラインナップになかったけども、特集上映に参加。
日本人はほんと弱虫だね。
違う人種がずっと怖い。
でも強いふりしたくて逆らえない相手には意地悪ばかりする。
全員じゃなかったのが救いだけど。
セリフとかねっとりした掛け合いとか、やっぱりたまらないなー。
空襲で熱にやられ側溝に逃れるも力尽きる→死体の山へ→空襲があったこと自体隠蔽→生きていた主人公が目を閉じてユラリと立ち上がって歩く
この流れの中に強い絵が多くて痺れました。忘れたくない場面ばかり。
生きてた!ってなるとこ、拳握りしめましたよ。立ち上がっても火が来るんじゃないかってハラハラしたー。
フラフラ歩く主人公と駆け寄る妻を遠景で映すラストがまた良い。