Netflixで鑑賞。
昨日は国を守る大義のために戦う硬派な奴らの映画『グレートウォール』を観たんだけど、これはまさにその真逆を行く男の映画w
とにかく成功するためには手段を選ばず、ライバルやパートナーですらスクープ映像の材料にし、同時に排除w
しかもアタマもいいからしっぽを掴ませないw
しかしいまの世の中ではどんなに批判されようが、こういうやつのが経済的に美味しいおもいをするのもまた事実なんですよね。
インターネット上でいえば、再生数をかせいで広告料を得るために社会に迷惑かけてる売れてるユーチューバーとか。
ほかにもゲーム関連なら5ちゃんねるをコピペしてさらに情報を歪曲させて載せる、はちま・JINとかのサイト。
ネットビジネスならば、ちょっと前に有名だった与沢翼とかもこれに当てはまるのでは?
最も最近でピンとくるのは、まんが村のサイト運営者あたりかな?
みんなナイトクローラーの主人公と一緒でモラルなんてないけど、経済的には勝者。
ただ法的に捕まらないギリギリのラインで儲けるから、第三者から見たらゲス。
だけど、そんな成功は一時的と言われようが、逮捕とか財産差し押さえまでされなかったらやっぱり成功だとおもうんですよね。
いや、自分は真似しようとは思いませんけど(;・∀・)
それと日本の会社経営者の大半も、この映画の主人公みたいにゲスいやつだとおもう。
なにせ『やりがい』とか強調してまともな賃金や残業代を支払わないブラック企業がこんなにも蔓延してるんですから。
なのでこの映画の主人公が、パートナーにやりがいを強調して賃金を支払うのを渋ったときに真っ先に思い浮かんだのは、当然日本のブラック企業の経営者ですw
さらに恐ろしいのは、国家のトップですらそういうゲスいやつが次々と出てきてることですね。
中国の国家主席やロシアの大統領なんて、自分が国のトップで居続けられるように任期を無くしちゃいましたし(;・∀・)
ドナルド・トランプもトランプタワーを建てるときに、不法入国者を低賃金でこき使って、逆らうやつには不法入国をネタにして国外追放をちらつかせて黙らせたとか。
なんていうか、これからの世の中はある程度のゲスさがないと、いろいろと厳しいのかもしれないなと思わされる映画でした(´・ω・`)