ユウジ

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちのユウジのレビュー・感想・評価

3.6
公開時のTV予告が特殊能力を持った子供たちと織りなすストーリーという情報しかない上、「チャーリーとチョコレート工場のティム・バートン監督が送る」と言われてたので、ファンタジーでちょっと毒あるハッピーな映画だと思ってたら、すごい映画映画してて且つストーリーがあり驚いた。

子どもたちの異能力の扱いの差が激しい。役に立ちすぎてるキャラとそうじゃないキャラが目立ちすぎ。
ってかサーカスの時、なんで透明人間の子連れてったんだろう…何度見返してもわからなかった…。
大人が頼りない。
主人公の行動に一貫性がなく感情移入できない。問題起きてからじゃないと動かないのなんでなん。
一度ホローになった人間フォルムがホロー見えないの不便やろなぁ…

敵がちょっち弱い気がした。ボス遊びすぎて狩れる瞬間何度も逃してるし。

ある意味、子供向けなのかな。

前半、暗めな状況が続きセリフばかりで、思ってたんと違うという状態のまま過ぎ去るものの結構面白かった。
後半の異能力を活かした戦闘も見応えはあった。
ただ、めちゃくちゃ面白かったと言うわけでもなく、かといってつまらなかったという訳でもなく、でも後味はよろしくない全然すっきりしない映画。
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