H4Y4T0

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちのH4Y4T0のレビュー・感想・評価

3.8
ファンタジー映画のカリスマ、ティム・バートン監督のお家芸をたっぷりと堪能できる作品。
世界観は言わずもがなパーフェクト。 ここまで仕上がってればもう何も言うことはありませんね。
反面ストーリーは至ってシンプル。「ループ」と呼ばれる、所謂タイムリープ的な話が絡んでくるので、そこまで間延びせず、疾走感があって面白かったです。
遊園地でのシーンはアクション・BGM共にお気に入り。なんともバートンおじさんらしいコメディタッチな描写に童心をくすぐられました。
原作は知らないけど、ミス・ペレグリン役にエヴァ・グリーンがハマり役であることはなんとなくわかる気がする。
縞模様パジャマの少年、ヒューゴの不思議な発明、エンダーのゲーム、と各作品ごとの年代を振り返ってみるとイライジャ・ウッドばりの好青年俳優へと育成成功したバターフィールドくんは今後も活躍し続けるだろうね。
メイキング映像にてキャッキャッウフフとはしゃぐ“奇妙なこどもたち”がとても愛らしかった。
「子役」と言えどその道の“プロ”なんだよね。皆スイッチの切り替えがスゴいなーなんて思った。
原作も気になるんで時間ができたら読んでみようかな。
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