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本能寺ホテルのappleのレビュー・感想・評価

本能寺ホテル(2017年製作の映画)
4.0
織田信長が真にあんな人ならば、現代で言うダイバーシティの思考。自分が知らない世界や価値観を受け入れる度量の大きさ。何が起こったとしても、結果が同じであった=何にも左右されない己の生き方は己が決めるという強さ。後世の平和の為なら鬼にも冷酷非道にもなれたのだろうが、それだけでは人は付いてはこないはず。あの紙を見て、例え自分が今日死んだとしても未来には泰平の世が来るのだと悟り、受け継いで行く者がいるのだと、運命を受け入れるなんてカッコ良すぎる。武士道ではなく人間道だね。今の時代に生きてみて欲しかった。堤さんの人柄とオーバーラップして尚更信長がカッコ良く見えた。織田信長を知りたくなる作品でした。歴史の授業でもこういうエピソードを交えてやってほしいな。
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