このレビューはネタバレを含みます
ストーリーとしては不倫、愛憎、復讐とよくある展開。
そのまま一気にやりとげるかと思いきやひと捻り入れてきて、最後の一言で、今作の目指してた方向がそっちだったのかと気づく。
やりとげて欲しかったような、これでよかったような。
確かにね、ドクは被害者ではあるけれど、不倫である以上加害者でもある。自分の身に同じようなことが起きるとは、なぜか誰も思わない。だから世の中はこんな出来事で溢れかえっている。
結局、戒め的作品ではなかったけれど、途中どこかで思い止まれば誰もが軽傷で済んだのにな。
止まれないのが男と女。