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アバウト・レイ 16歳の決断のmayaのレビュー・感想・評価

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)
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3 Generationsというタイトルのままではダメだったんだろうか。邦題にとても違和感を覚える。祖母はレズビアン、母親はストレート、その子はトランスジェンダーという3世代。エル・ファニングも良いが、母親を演じるナオミ・ワッツが素晴らしい。淋しさ、苛立ち、不安、愛情… 色々な感情が渦巻いて苦悩する姿はとても人間らしくて「生」を感じる。

終盤でエル・ファニングがGreys(多分)を聴きながら踊り狂うシーンはその後の母子の会話も含めて◎。そしてラスト。あの食事の空間に全てが詰まっていたと思う。
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