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ロサンゼルス女子刑務所のdorarepのネタバレレビュー・内容・結末

ロサンゼルス女子刑務所(2014年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

普段は起承転結の転で落ちてく様子は好きなんだけど、この作品はレイプされたり殴られたり薬にはまったり自殺しようとしたり看護師が殺されたり、展開がグロすぎて見るのが辛かった。

そして主人公が堕ちるたび同室の人もリーダー格の人も助けてくれるのに、わがままでさらに堕ちていく主人公。
というかあれだけクズな主人公をよく何度も助けてくれるなと思った。
見た目の魅力だけで周りは何度も助けてくれるし、そのぶん面倒ごとにも巻き込まれてるという感じ。

そしてそれだけ苦しんだ挙句、最後はリーダー格の人に助けてもらってあっさり解決。
主人公は最初から最後まで自分勝手に振舞っていて、正直報われるだけの成長は感じられなかった。

とはいえストーリー全体としてつまらなくはなかったです。

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一見無茶苦茶な環境だけど、なんだかんだ主人公以外の多くは薬にハマらずチームを組んで一線超えない範囲でやってるように見え、それに適応できなかった人が堕ちていくのだろう。
そう思うと、刑務所には刑務所のルールがあり、その環境に自分を適応させていく必要があるのだと思う。
現実でも会社・国など、我を通しすぎず適応させていくのは大事なことだと再認識させられた。
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