冒頭がソーのラストと繋がっていて、脱出した人達を皆殺しという演出にはインパクトがあるが
上手くまとまっていた面白い作品をぶち壊されたように感じた。
構成が似ていると思ったら案の定シビルウォーと同じ監督。
サノスというビックネームと多額の予算をかけたオールスターの戦闘でコケようがない設定。
ラストの展開はアメリカ人の好きなハッピーエンドではなく、日本のアニメのようで面白い。
しかし、この監督が演出するとスタークなどの登場キャラクターの頭が悪くなってしまう。
戦闘もハルクのような中身のないキャラが好みじゃないのが良くわかり、演出が雑で過去のアベンジャーズと比べるとバトルに爽快感がない。
わざわざサノスのヘルメットを脱がせて表情がわかるようにし、感情移入をさせて全体的に重たくしている。
アベンジャーズと言っているがタイトルはサノスでいいと感じるくらい、サノスが出しゃばり続ける。
アイアンマンのスーツも出来の悪い漫画に出てくる都合のいいナノマシンといった感じでチープ。
それをスパイディーに着せて蜘蛛足を生やすセンスもどうかと思う。
１年後に追記、やっぱり良くも悪くもインパクトを残した歴史に残る作品。
