Shun

ブラックパンサーのShunのレビュー・感想・評価

ブラックパンサー(2018年製作の映画)
3.8
『ブラックパンサー』

続編に備えて鑑賞!

メインキャラクターがほとんどアフリカ系アメリカ人のスーパーヒーロー映画というのが真新しく、アメリカでは歴史を作った大ヒット映画。

世界から見ると発展途上の農業国なのに、実際にはヴィブラニウムの産出国で、高度なテクノロジーを有する未来国家というワカンダの設定が◎
ディズニープラスで見られる特別映像に、それぞれのプロモーション映像があるので見比べてみると面白いです。

お気に入りのシーンは釜山でのカーチェイス。
転がって来た敵を車輪で乗り越えた時の振動を不審に思い、何なのか分からず尋ねるシュリや、車が粉砕して剥き出しの状態でシートに座ってハンドルを握るナキアの姿がクスッと笑えて好きです。

キャラクターで言うと、おっかない風貌だけど忠誠心のある”ドーラ・ミラージュ”の隊長・オコエが好きです。強くてかっこいい女戦士って感じに惹かれます。

観るたびに思いますが、衣装が素晴らしいです👏
「これ全部作るのにどれだけの時間と労力がかかるの?」っていうくらいアフリカの民族衣装を意識した多様な衣装と数には驚かされます。アカデミー賞衣装デザイン賞取るのも納得。

それとケンドリック・ラマーをはじめ、シザやザ・ウィークエンド、トラヴィス・スコットなど、有名黒人アーティストが多数参加している豪華な音楽も聞き応えアリ。他のMCUにはない、豪華なサントラだと思いました。

まだまだこれからという時に亡くなってしまったチャドウィック・ボーズマンのブラックパンサーを、しかと目に焼き付けました。
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