自慢じゃ無いけど、アベンジャーズシリーズは全部寝落ちしてるわけさ。特に最初のアベンジャーズは、最後の４０分くらいの戦闘シーンだけ寝てしまって気づいたらエンドロールだったわけ。そんなわけで、IMAX料金支払って睡眠をもたらした映画ということで、アベンジャーズには恨みしかないというか。そんなわけで、今作も期待してなかったわけさ。ところが、これがキャプテン・アメリカを１００倍面白くした傑作だったので、つい筆をとってしまったんだよ。
そもそも、何で観たのかっていうと、ブリー・ラーソンが好きだから。可愛いじゃんだって。それに、ショート・タームとかルームとか良い映画にも出てるしね。どんな場面でも微笑んでいて、性格の良さが滲みでているというか。優しそうなのに、マーベル界最強っていうのも良いよね。本当に良いキャスティングをしたなと。
どんな内容かっていうと、マーベル界最強の女が、９０年代の地球に落ちてきて、若かりしイケイケの、サミュエル・L・ジャクソンと出会って、珍道中を繰り広げるって話。で合ってるよな？
そんで地球の最初の場面が、ブロックバスターなんだよ。超懐かしいんだけど。昔あったよな〜。小さい頃よく映画借りてたよ。そんなわけで、９０年代当時の音楽や映画ネタが多くて、わかる人にはわかる感じ。トゥルーライズのポスターの首が吹っ飛ばされるシーンとかめっちゃ笑ったわ。
マーベル映画の中でも屈指の傑作だよなこれ。ユーモアのセンスが抜群だし。エンドゲームより面白いと思うぞ。アベンジャーズって、色んな高級食材をちょっとずつ並べただけって感じで、好きなものを単品で食べた方が満足感高いでしょ。
