ギネス

キャプテン・マーベルのギネスのレビュー・感想・評価

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)
3.0
M21。去年の10月からMCUを観始めて、ようやくたどり着いた21作目、エンドゲームへの最後の布石。ここに来ての初登場キャラで、設定もぶっ飛んでいるのですが、キャラというか、俳優が高評価なのはわかりますが、正直、映画としてはあっさりしていて、これまでのMCUに比べると熱量が足りないし、工夫が足りないかなと。主人公の描き方も直線的で、幅が感じられないというか、苦悩が足らないというか。記憶喪失+αの部分が欲しかったです。あと、ジュードローの位置付けもよくわからない。ソーでいうところのジェーンフォスター(ナタリーポートマン)、キャプテンアメリカならペギーカーター、アイアンマンならペッパーポッツといった主人公を支える異性の存在はMCUの魅力では。自分がおかしいのかと思い、”キャプテンマーベル つまらない”でググると、色々な方々が国内外を問わず、なぜつまらないかを解説してくれています。ただ、不運なのはインフィニティーウォーとエンドゲームに挟まれており、しかも初登場(同じく挟まれたアントマンは2回目)で、見る前からただの布石としか思っていない観客を大きく盛り上げるには難しい。エンドゲームでの活躍に期待。
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