エージェントが時空を超えて連続爆弾魔を追うSFサスペンス。
色々裏切られたというか、全然予想していたものとは違った。いい意味で。
前半に、酒場で青年の身の丈話を全体の1/3ほどの長尺を使って語らせるが、実はここ、あとあと効いてくる重要パート。はようワープしろ!こちとらSF見たいんじゃ!と募らせた不満が嘘のように解消。素晴らしい。
そして、最後のカットで一気に畳み掛ける、ここで評価がガツンッ!と上がります。点が線になるように、1本の映画として完成するのです。短く無駄なく綺麗にまとめてあるのも高評価ですね。