ryuta

スポットライト 世紀のスクープのryutaのレビュー・感想・評価

4.0
現実の事件は、時としてフィクションを超える非道さをみせます。そんな実話の事件を描いています。

宗教の権力は、様々な作品でも描かれるように、恐ろしいもの。時の権力者でさえ、逆らえない場合があることは、歴史から学んでいます。

今回の作品では、遅ればせながらもマスコミがしっかり使命を果たした事件であったと思います。それは、素晴らしい。

黙認していた状況がある場合、それまで黙認していた責任も問われることになるため、いくつも分厚い壁が存在することになると思います。

これは、日常でも仕事でも、よくある状況だなあと思いました。あの時ああすればと後悔する場合もあります。
黙認したこれまでを否定しなければならないし、難しいと思う。
でも、結局は、さらに追い込まれることも。

未来の自分を追い詰めないように、日々誠実に生き、過ちを改めることに憚ることなく、弱きものを助けられる人間でありたいと思います。
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