すごく丁寧に描かれていた。
神父による性的虐待について
記者たちが奮闘する物語。
誰かに感情移入して観るというより
ドキュメンタリーのように
実話をうまくまとめてくれたのを
こんなことがあったのかと
教えてくれるような作品でした。
日本人にとって
あまり馴染みのない教会。
だけど神聖な場所であることは
十分理解しているし
こんな犯罪者だらけだとは
疑いたくない気持ちもわかる。
ただこれが真実だと思うと
気持ち悪い…。
登場人物たちがやっていることは
本当に地道な作業で
決して派手ではないけれど
どこかヒーローたちを
見ている気になれた。
良質な作品だなと思いました。
