HanaTanioka

スポットライト 世紀のスクープのHanaTaniokaのレビュー・感想・評価

3.8
宣伝で”衝撃の実話”と謳われている、アカデミー賞作品賞受賞作「スポットライト 世紀のスクープ」。タイトルやキャッチコピーのとおり、非常にフォーカスを絞って、真相に迫る過程を(エンタメ要素をあまり交えずに)じっくり描いているところは、ド直球ドキュメンタリーといった印象を受けた。

スポットライトチームの仕事に対する情熱と真摯さは、派手ではないのに迫力があり、現実世界の報道の現場にも、こういう風に戦っている人たちがいるということを、説得力を持って伝えてくる(休日出勤してるとことか、裁判所が時間通りに受付終了とするとことかもリアル…)。

真剣に見入ってしまったせいで?少し疲れたけれど、もう一度見たい映画。