派手な演出もなく、素晴らしい脚本と役者の力で作り上げられている作品に感じました。
事実をもとにして作られているからこその衝撃。みんなの心のよりどころである教会で行われていた恐ろしい事件、わたしはキリスト教の信者ではないので、どこか遠い出来事のように感じてしまいましたが、信仰の対象の人たちには衝撃だったと思います。そういう根深い問題に正面から取り組んだこの作品は、賞を取るのも納得でした。
ラファロの演技も素晴らしいですが、個人的にはリーヴ・シュレイバーの演技が心に残りました。今まで見てきた役とイメージが全然違ったので。見に行ってよかったです。
