スポットライト 世紀のスクープのまさのレビュー・感想・評価

スポットライトをみた。
現実にあったカトリック教会の神父による子供への性的虐待をジャーナリスト目線で追った本作。
大きな演出や展開はまったく無いが記者の愚直な取材姿、徐々に露わになる真実のパーツ、全てが繋がり映画最後の記事になるまで緊張感があり目が離せない作品。

宗教と密接であり暮らしに根付いている海外でこのテーマの映画はとても大きな問題提起だと。
その後の社会情勢の移り変わりや実際の被害件数も長い期間どれだけ隠蔽されて来たかが数字で現れており衝撃的だった。
一見の価値はある作品