なっちょん

スポットライト 世紀のスクープのなっちょんのレビュー・感想・評価

4.5
メディアがタブーに挑戦するというシチュエーションは聞き慣れてはいましたが、全てが斬新に見えました。記者たちの会話のひとつひとつに説得力があって、言葉を武器にする職業だってことを思い知らされました。新聞社が数多くの司教による性的虐待を暴くだけでなくて、取材をしてこなかったメディアへの自戒も込められていました。また虐待した司教ではなくてあくまで取材するメディアや被害者に焦点を当てているところが映画の主旨にはまっていたし、映画に集中することが出来ました。