ねこ

名探偵コナン 業火の向日葵のねこのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

悪い点

伏線の回収しきれていない。
特に模写のひまわりを盗んだあたりは回収しきれていなさそう。
なぜ、旧札でトランクから出した状態にさせてのか説明が欲しかった。こちらの理解不足なのかもしれないが。

ひまわりの背景にあった人間模様を描くのはいいが、入れるのであればもう少し掘り下げて欲しかった。

全体的に構成が悪い。
これは一回では理解しかねないし、かといってもう一度お金を出して見ようかと思えばそれほどの作品でもない。
いろいろ詰め込みたかったのは分かるが、それが逆に作品をつまらないものにしている。過去の作品から取って持ってきたようなものもあり、(特にラスト)展開が読みやすく盛り上がりに欠けた。
追記
これは静野がやらかしたらしいね。アクション入れたさに脚本を変えたんだとか。もうあの人には監督やってほしくない。

犯人の動機
毎度毎度映画版は犯人の動機が酷いが、今回のは最悪。掘り下げもないし取って付けたような安っぽい犯行動機。それに加え榮倉奈々の棒読み。これって推理ものですよね?今作最大の残念ポイント

良い点
ひまわりについて知識が深まった。絵画好きにとっては結構満足のいくものであったのではないか?

芦屋のひまわりを巡る人間模様はとっても心にきた。欲を言うならもう少し掘り下げてもよかったし、いっそのこと犯人をこっちに関連付けた方がよっぽど出来が良かったと思う。

美術館の構造は凄く凝っていて見入ってしまった。

全体としてアクションは良かったし、キッドもカッコイイ。

次回予告にバーボンの登場を匂わせたところ。今作最大の興奮ポイント 前作の赤井ボイス並みの破壊力でしたありがとうございます。

再追記 
久しぶりに再度試聴
伝えたいテーマ性が魅力的でもったいないと思ったので評価を上げました
コナン映画のためにアクション多めにしたのがダメな気がする。もとの脚本が読みたいです。
ねこ

ねこ