このレビューはネタバレを含みます
イカした悪党たちのイカれた映画だと思ったら、
イカれたクソババアの犬たちが自分を取り戻すハートフルストーリーだったでござる。
やたら女子に媚びまくる違和感に満ち満ちたCMの謎が氷解。これならハーレイクインで釣るしかないよ…。そこは配給会社の気持ちもわかるし商売的に仕方がない。
ただCMのボヘミアンラプソディのノリで行くと完全な肩透かし。なぜサビを切ってしまったのか…。
バトルも見飽きた演出が続くばかりで次第に頼みのハーレイクインですらコスサーの姫にしか見えなくなってくる。
そもそも敵陣とのパワーバランスが釣り合わなすぎて中盤過ぎるとあまりの絵空事感に置いてけぼりにさせられた。魔女の弟戦は炎人間のチートに頼ったのは興醒め。
観たかったのはブライアンメイの最高のギターソロにのせてトチ狂った悪人どもが悪事を爆発させる『 スーサイド・スクワッド』。
『 ホントは人間味あるいい子ちゃんたち』じゃない!
あと今回はサブキャラとはいえ銃乱射しただけのジョーカーさんちょっとぬるすぎないか?
イカレてんのは彼と女とババアとだけ。
カタナは以下略。
BGM振り直してくれたら+2点、
ラストに全員でクソババアぶっ殺してくれていたら+600兆点差し上げたかった。
色々思うところは合ったけど、点数=面白さじゃない。
やっぱりあの世界観に触れるのは何だかんだで楽しいです。