メルヘン幼女は、成長するとメンヘラ少女。
あの花はすごく好きだったので期待していたのですが、正直少し期待以下でした。
前半はテンポも良く面白かった。ただ後半はメンヘラで意味不明な言動と行動をしているヒロインに振り回されているなぁと一歩引いたさめた目線でしか見ることしかできなかった。前半と後半でキャラクターの性格にブレがありすぎる。もう少し軸をはっきりさせた方が良かった気がする。青春という言葉で展開して終わらせられるほど軽い事態ではない気がするし、ヒロインの「お喋り過ぎて周りに悪影響を与えてしまう」というトラウマは本当に改善されているでしょうか？ あまりにも周りの優しさで成り立つ物語で、ヒロインに容姿と歌声以外にももっともっと魅力が欲しかったです。
話の中で少し浮き気味ではあったけど、主人公の祖父母はとても素敵でした。
