仮想空間

(秘)極楽紅弁天の仮想空間のレビュー・感想・評価

(秘)極楽紅弁天(1973年製作の映画)
3.8
序盤は大いに笑わせてもらったが後半の集団暴力っぷりに思わずドン引き。
ヒッピー、アンモニアという西洋語(現代語)から製作当時の背景と二重写しにして観ざるを得なかったがあまりにも政治に対する冷徹な群像を見せつけられる。庶民の行動の意義は上部構造にいる人間への徹底的な攻撃にのみある。いわんや革新を求める同志さえも徹底的に叩く。公務員バッシングも然り。
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