七星

日本のいちばん長い日の七星のレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)
3.0
終戦の背景に在った物語。
少し会話の内容などが難しかったけれど、
元木さんの天皇役、とても厳かで神秘的だった。
役所さん演じる陸軍大臣が自害に至るまでの胸が締め付けられるような苦しさが画面越しに伝わってきて衝撃でしかない。
やっと終戦宣言があり悪夢が終わったと安堵する国民の裏で、第二次世界大戦中に失われた沢山の尊い命だけでなく、終戦宣言後に自害した人々がいたこと。きっと描かれていた以上に辛く、きつい日々で現代では理解のできない責任感や、大和魂、いろんな物が軍人さん達に重圧としてのしかかっていたのだと思うと、とても苦しい気持ちになった。
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