すちぽん

日本のいちばん長い日のすちぽんのレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)
3.5
敗戦から70年を経て撮られた「長い日」。天皇を人として捉えたのが一番の違いだろうか。軍属の心理が細やかに描かれている。軍国主義を推し進めた当時の日本にあって、それぞれがやはり家庭も感情も持った「人」でありながら、戦争の渦の中では個の感情は許されず、軍人として果てて行く姿。やや美しすぎる描写ではあるが。こちらの「長い日」はマイルドというかドラマティックに描かれた印象。
すちぽん

すちぽん