日本のいちばん長い日のけろちゃんのレビュー・感想・評価

戦闘シーンがメインの映画ではなく、敗戦に傾く状況の中での閣僚の動きや将校の動きが描かれていて、それぞれの登場人物の覚悟がうかがえ、緊張感がある。

ありきたりな言葉かもしれないけれど、やはりこういう時代があったということを忘れてはならない。
家族で晩御飯を食べている最中に焼夷弾が降ってくるかもしれない瞬間があったわけだから。
風化は何事にも存在するが、忘れないことが私たちの義務であり、この時代を題材にした映画すべてに共通することだと思う。