合葬の七巳のレビュー・感想・評価

幕末。時代の伏目に翻弄された若者達の青春物語。
人の脆く醜い面もリアルに描いた泥臭さが良い。

帯刀し、生死と常に隣り合わせで暮らしていた当時と現代とでは感覚がかなり違うと思うが、主人公達と同世代の今の子達が観たらどう感じるんだろうか。

平成から新たな時代になろうとしている昨今、色々と考えさせられる。