合葬の作品情報・感想・評価

「合葬」に投稿された感想・評価

マンガ原作とは知っていたが、杉浦日向子だったことは後から知った。通りで(何が)。しかし、原作とはストーリーがけっこう異なっているらしい。

単純な直線で構成されている簡素な伝統的日本家屋は、シンプルでスタイリッシュな映像と相性がよい。しかも、あまり経費をかけずにスタイリッシュな画面を作れるメリットもある(多分)。そのメリットを十分に生かした映画だったと思う。シンメトリーを多用し、無機質と感じるくらいに細々したものを徹底して排して構成した画面作りはウェス・アンダーソンを彷彿とさせるが、ウェス・アンダーソンの映画のように息苦しさを感じなかったのは、作り込んでないからかな。実際あるものを利用したところが多いのだろうし。

悲惨必至の話なのに、そこはかとない可笑しみが漂っているのは言うまでもなくアイツのせいである。主役は柳楽優弥になっているけれど、私には瀬戸康史主演に思えたのだが。そして、何故か突然のあの歌。

柳楽優弥君の出演作を見たのは初めて。東南アジア系のなかなか鋭い顔のイケメンである。やや斜めに揃って並んだショットはじめ3人の横顔がキレイで、横顔で選んだのかと思うほど。そしてどこから撮っても安定のイケメン・オダギリジョー。オダジョーが登場してあの調子で話し出すと、途端に空気が弛緩する効果覿面。

この時期上野でこんな事件があったということは知らなかった。しかし、激動の幕末でも、天下国家のことはどこか上の空のアイツのような呑気な侍がいて、何となく歴史に巻き込まれていってしまうのだな、と思った。今はもう見ることが出来ない往時の不忍池の情景が極楽のように美しかった。全体的にはスタイリッシュな統一感を出すためか色調を抑えていて色があまりなかったのが残念。

色々と既存の時代劇のお約束事とか固定観念とかを外して作っているということなのだろうけど、なかなかにパンクで嫌いじゃない。新機軸の時代劇を作ろうとしたというより、150年前の今を生きていた若者の姿を切り取ろうとしたら結果こうなりました、ということかなと。
bakuro

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3.0
3人の若者の、それぞれの現実逃避って感じなのかな。将軍への忠義だったり、長崎での学問だったり、怪談のような不可思議な現象だったり。あとは女遊びもか。逃げる先に死しかない男と、逃げずに死に巻き込まれる男と、逃げてなんとなく生き延びる男と。
かお

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4.6
雨のシーンも怪談話のシーンもオダギリジョーの笛もずっと印象に残ってる
鬱蒼とした画を撮るのが上手いなあ
彰義隊のことは何にも知らないけど大好きな作品
てぃだ

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2.2
時代劇なのに洋楽を唐突に放り込んだりとか、奇抜さ?を出そうとする工夫は見られるものの、ちっとも面白くない。彰義隊についてそんな詳しいわけでもないがこれでは柳楽くんも門脇ちゃんも可愛そうである。門脇ちゃんの最後の涙とかなに?
瀬戸くん見たさに鑑賞。

流されるままふらふらと生きる
瀬戸くん。それもまた可愛い。

内容自体はかなり盛り上がりそうな
時代をテーマにしてるのに、割と
ありがちな雰囲気になってしまって
いるような・・・というのが正直な
印象。

現実は、本当に厳しいから
ハッピーエンドなんてごく僅か。
報われないなー。でもそれでも
生きて行くしか無いんだろうな。
minnozzi

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2.0
時代の変わり目の、若者たちのなんとも不条理な行動と死が描かれているんだけど、なんというか中途半端で消化不良。個性的な演技派俳優を揃えているのに、もったいない。
志庵

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2.4
幕末末期(1868年)に徳川慶喜の警護をする為結成された"彰義隊"の話。

私自身日本史で1番幕末が好きで特に佐幕派に魅力を感じている為【彰義隊】の映画と言う事で興奮気味で鑑賞しました。

…が、これじゃ無い感が否めない作品でした…。

物語も浅すぎでキャラクター達に感情が乗りません…というか正直つまらない。

新選組と同じで負けと承知でも義の為幕府の為に命をかけ戦う彰義隊を濃く描いて欲しかった。

新選組十番隊組長の原田左之助が命を落とした時にいた彰義隊…でも原田左之助も出て来ない…私的に登場して欲しかった。

彰義隊最後の戦いで一番の見どころの上野戦争も迫力なく陳腐。

作品自体86分と時代劇ものにしては短い為ダラダラせず助かりました。
すてふ

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2.5
若い時代劇。幕末の彰義隊。新撰組や白虎隊ほど知られていないが終わりゆく時代の若者たちがいた。

ギラギラとした柳楽優弥さん、ピリピリとした岡山天音さん、ユラユラとした瀬戸康史さん、三者三様の青年であれど行き着くところは同じ。切ない時代だ。(じゃないんかい)

平成の若者たちよ、それぞれの令和を生きよ、みたいな作品。
「月に誘われた」

親友、仲間、恋
駆け抜けた青春
ただ時代が激動の江戸末期ゆえ
彼らは青春を侍の大義に捧げた

原作が漫画らしい、時代ものというより青春ものなんだろうな。
オダギリジョーカッコいい、瀬戸くんかわいい、柳楽くん濃いぃ笑。でも柳楽くん好き。
え

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3.0
ラストにかけての良さが立つほどの展開がなく、各々の背景も薄く、達しきれなかった感があるが、もっと何かやってくれるんじゃないかという期待を持たせる画もあり、もうちょっと、だった

このメンツのなか岡山天音と井之脇海がいるのはアツい
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